訪問診療は24時間365日対応しております!
Home medical care
「住み慣れたところで、住み慣れた人と」という理念のもと、
地域に根差した「在宅医療」を提供しております。
通院が困難な方のうち、住みなれた家や施設で過ごしながら、ご病気の治療や療養をしたいと希望される方、自宅で最期を迎えたいと考えている患者様やご家族のために、医師、看護師をはじめとした当院スタッフが患者様の居宅(自宅、老人ホーム、グループホームなど)にお伺いし、診療を行っています。
当院では患者様やご家族の抱える様々な不安や悩み、社会的な問題などを当院スタッフおよび平成5年に開院した以降に培った地元医療・介護施設と綿密に連携し、患者様の安心できる環境での生活を可能な限り支えられるよう一丸となって対応します。
ちょっとしたことでも何でもご相談ください♪
現在当院では自宅患者さん50~60名、有料老人ホーム4~5か所、グループホーム2か所、特別養護老人ホーム1か所を担当しております。定期訪問に加え、お看取り含む緊急時には24時間体制で対応、必要に応じて臨時往診や入院先の手配などを行います。
当院では、患者様やそれを支えるご家族様を丸ごと支えていきたいという思いのもとに、外来と在宅医療の二本柱で診療を行っております。2020年4月より、火曜、木曜は医師2人体制に、11月からさらに非常勤医師を増やし、外来、在宅医療共にフレキシブルに対応できるようになりました。そのため2020年は緊急往診数も急激に伸び、24時間365日安心して過ごせる体制を整えております。また当院看護師による訪問看護も始まり、医師だけでなく看護師によるサポートも充実。患者様、ご家族様の意思を尊重し、それを支えることによりご自宅で最期を迎える方々も増えました。
緊急往診数 | 看取り数 |
2019年1月~12月 | 26件 | 10件 |
2020年1月~12月 | 64件 | 20件 |
2021年1月~12月 | 137件 | 28件 |
当院では地域密着型、どこよりも早い対応を重要視しており、「とにかく来て欲しい」という初診往診にも対応しております。また各患者様のご病気や必要な処置等に合わせ、オーダーメイドな医療を提案させて頂いております。
また、医療だけでなく福祉・介護の面からも支援できるよう、専任のスタッフを揃えております♪「暮らしに寄り添う医療」をモットーに全力でサポートさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
五藤医院の訪問診療は、在宅医療に親和性の高い老年科時代に培った知識や経験を活かした疾病の治療だけでなく、患者様とご家族がこれまでの生活により近く安心できる環境で、療養生活を続けられるよう、総合的にサポートすることを目的としています。
寝たきりによる褥瘡、転倒や骨折などの予防、健康状態の管理など、予測されるリスクを回避し、具合が悪くなる、又は入院が必要になるといった状態を未然に防ぐことも重要な役割であると考えております。実際、当院が関わりだした施設において入所者さんの入院する回数が減少し、入所者さん・ご家族・施設スタッフさんからお喜びの声もいただいております。
また、緩和医療にも力を入れており、末期癌患者さんの疼痛コントロールはじめ自宅療養のお手伝いも、地元の訪問看護ステーションと連携するとともに、当院でも訪問看護をスタートさせ、数多く経験しております。
保険診療上の定義では、訪問診療の対象は
「在宅で療養を行っている患者であって、疾病、傷病のために通院による療養が困難な者」となっています。
一般的には、慢性期疾患(認知症・神経変性疾患・脳梗塞・廃用症候群・慢性心不全・肺気腫など)や癌患者さんが、下記のような状態・希望がある場合に訪問診療を提案しております。
・ 通院が困難になった場合
・ これ以上の治療は難しいとなった場合や、治療は可能でも
本人が「これ以上は不要」と思うようになった場合
・ 酸素吸入や人工呼吸器、胃ろう栄養などのケアが必要な方
・ 最期の時を住み慣れた家で過ごされたい方 など
当院での具体例を挙げると
・ 慢性心不全を抱えており、少し動くだけで息が上がり、また足の筋力が
低下し一人で移動できる範囲が制限されており、家族が病院に連れて
行くのも難しい状態であった患者さん。
・ 悪性腫瘍で積極的な治療の適応とならず、安心できる自宅で
安心できるご家族と過ごすことを希望された患者さん。
(ご自宅でのお看取りも対応しております。)
・ 認知症が進行し、高血圧などの持病があるため病院受診が必要であるが
ご本人には病識がなく病院に行くのに強い抵抗を示された患者さん。
・ 車椅子での生活が主で、日常生活にいろいろ介助が必要のため施設で
療養されていたが、自宅での療養継続も可能と知り、ご自宅へ
戻ってきた患者さん。 など
治療
など
検査
など
その他
など
【注1】 当院は「機能強化型・在宅療養支援診療所」です。
「機能強化型」とは、他の医療機関との連携によって一定数の時間外往診や在宅看取りに対応しているなどの実績がある在宅療養支援診療所に認められるものです。また、在宅で安心して療養を続けるためには、万が一の際に入院や検査を受け入れてくれる病院の協力が必要です。当院では、地域ごと、患者さんごとに高度医療機関と連携し、緊急時のバックアップ体制を確保するよう努めています。
• 緊急時の入院受け入れ
• CT・MRIなどの画像診断、内視鏡などの精密検査
• 在宅医療では対応できない専門医による診察や治療
患者様の状況に合わせ、診療の計画を立てます。患者様(ご家族)にご同意いただき、定期的に(たとえば毎週あるいは隔週、月1など)患者様の居宅に出向き、計画的に健康管理や診療を行います。施設に入居されている患者様の場合は、施設側との円滑な連携と支援方針の共有を行います。
入院や検査が必要な場合も連携・協力医療機関をはじめ、ご希望に沿った入院先をお探します。紹介先の医療機関と診療情報を共有し、スムーズな診療の引継ぎを行います。入院をご希望されない場合には、在宅にてできる限り患者様・ご家族様の意向を尊重した診療を行い、責任をもって自宅での療養をサポートいたします。
ちょっとしたことでも、まずはご相談ください♪
⇦在宅医療相談シートをFAXもしくはお問合せページよりシートを
添付して送って下されば、こちらからご連絡させていただきます。
※お問合せページよりお送りいただいた際は
確認までにお時間がかかる場合がございます。
お急ぎの方はFAXでお願いいたします。
ダウンロードはこちら>>(PDF版)
ダウンロードはこちら>>(Word版)
各種健康保険が適用となり、入院、通院のときと同じ負担割合になります。また、当院では定期・緊急にかかわらず訪問にかかる交通費をいただいておりません。
70歳以上の方は、月額の医療費負担金額の上限が下記一覧の通り決まっています。必要に応じて検査や治療をいつも以上にうけたとしても、一ヶ月あたりの診療費の自己負担は、ご自宅で訪問診療を受けている方では、1割負担の方で概ね8,000円~18,000円程度、3割負担の方で18,000円から上限額程度の費用負担となるとお考えいただければと思います。ご不明な点はいつでもお問い合わせください。
高齢者 (ご自宅にお住まいの方で、月2回訪問の場合の料金例)
負担割合 | 標準的な負担金額 | 負担が必要な上限金額 |
1割負担の方 | 約7,000円 | 8,000~18,000円 ※1 |
2割負担の方 | 約14,000円 | 18,000円 |
3割負担の方 | 約20,000円 | 80,000円~260,000円 ※1 |
一般 (ご自宅にお住まいの方で、月2回訪問の場合の料金例)
負担割合 | 標準的な負担金額 | 負担が必要な上限金額 |
3割負担 | 約20,000円 |
高額医療費による返還 ※2 |
介護保険を利用されている方は居宅療養管理指導料が別途必要です。
※1 課税所得金額により異なります。詳しくはお住まいの各市町村の担当窓口か、ご加入の医療保険者までお問い合わせください。
※2 一定の負担額を超える場合に適用されます。申請が必要です。
公費負担を受けられている患者様の場合、公費で賄われます。
また、下記、個人負担となるものは、別途料金が必要となります。
当院は院外処方になっております。処方箋を受け付けているお近くの保険薬局をご利用いただけます。
(調剤費は別途必要となります。)
患者様の介護で薬局に行くことができない場合や、栄養剤など荷物が重く搬送が困難な場合は、ご自宅への配送、薬剤師による管理・指導を提案しますので、安心してご相談ください。
一宮市木曽川町、北方町、奥町、開明地区、今伊勢町
岐阜県羽島市、笠松町、岐南町など
診療所より車で片道約20分程度を訪問診察範囲として、お伺いいたします。
患者様の状況や当院の診療体制などにより対応範囲も柔軟に検討致します。お気軽にお問い合わせ下さい。
Copyright (c) 医療法人 清流会 五藤医院. All Rights Reserved.